功敗垂成
読み方
こうはい すいせい意味
物事が成功・完成の目前まで進みながら、最後の段階で失敗に終わること。長い努力や準備を重ねてきたにもかかわらず、詰めの甘さ、予期せぬ事故、判断ミスなどによって成果を得られない場合に用いる。由来
中国の正史『晋書』の「謝玄伝論」に見える「降齢何促、功敗垂成」に由来するとされる。『晋書』は唐代の貞観22年(648年)ごろ、房玄齢らによって編纂された史書。「垂成」は「まさに成ろうとする」、すなわち完成間近の意。備考
やや硬い文章語・評論語。単なる失敗ではなく、「成功目前だったのに失敗した」という惜しさ・悔しさを強調する表現。例文
- 新製品の発表直前に重大な不具合が見つかり、プロジェクトは功敗垂成に終わった。
- 決勝点まであと一歩だったが、最後のミスで逆転され、まさに功敗垂成だった。
- 長年の交渉がまとまりかけていたのに、条件確認を怠ったため功敗垂成となった。
- 論文はほぼ完成していたが、期限直前にデータの誤りが発覚し、功敗垂成の悔しさを味わった。
- ここで気を抜けば功敗垂成になりかねないので、最後まで確認を徹底しよう。
類義語
- 九仞一簣
- 画竜点睛を欠く
- 目前失敗
- 詰めを誤る
- 最後の最後で失敗する
対義語
- 大願成就
- 初志貫徹
- 首尾貫徹
- 有終完美
- 功成名遂
- 目的達成