刻骨銘心
読み方
こっこつ めいしん意味
骨に刻み、心に銘を入れるほど、物事を深く心にとどめて決して忘れないこと。強い感謝・恩義・感動・教訓を忘れない場合にも、深い恨みや屈辱を忘れない場合にも用いられる。由来
中国由来の成句。骨に文字を刻み、心に銘文を彫りつけるという比喩から、記憶や思いが消えないほど深いことを表す。特定の初出は未詳だが、関連する「銘刻心骨」などの表現は唐代(8世紀)の李白の文章にも見え、日本には漢籍受容を通じて伝わったと考えられる。備考
硬い文章語。感謝・教訓だけでなく恨みや屈辱にも使えるため、文脈で感情の向きが決まる。「骨身にしみる」より重々しい表現。例文
- 恩師が卒業式でかけてくれた言葉は、今も刻骨銘心している。
- 被災地で見た光景は刻骨銘心の体験となり、その後の進路を決めるきっかけになった。
- 彼は助けてくれた友人への恩を刻骨銘心し、いつか必ず報いようと誓った。
- あの敗北の悔しさを刻骨銘心して、チームは一年間ひたすら練習に励んだ。
- 戦争の悲惨さを刻骨銘心の教訓として、次の世代に語り継がなければならない。
類義語
- 銘心刻骨
- 鏤骨銘心
- 銘肌鏤骨
- 肝に銘ずる
- 心に刻む
対義語
- 忘恩負義
- 薄情寡義
- 水に流す
- 喉元過ぎれば熱さを忘れる