刮目相看
読み方
かつもく そうかん意味
相手の成長・進歩・変化が著しく、以前の見方を改めて注意深く見ること。特に、見くびっていた人や組織が大きく力をつけたため、驚きや敬意をもって評価し直す意味で用いられる。由来
中国三国時代(3世紀)の呉の武将・呂蒙の故事に由来する。学問に励んで成長した呂蒙を魯粛が見直した際の「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし」という言葉に基づく。故事は後に『三国志』呉志・呂蒙伝の注などに伝わる。成語としての成立年代は明確ではない。備考
硬い書き言葉。人・組織の急成長をほめて「見直す」意味で使う。単に注意して見るだけではない。類形に「刮目相待」がある。例文
- 入社当初は目立たなかった彼が、半年で営業成績トップになったのは刮目相看すべき成長だ。
- 若手研究者の発表は独創性に富み、専門家たちも刮目相看の思いで聞き入った。
- 以前は守備が弱点だったこのチームだが、今季の安定感には刮目相看するものがある。
- 彼女の日本語力はこの一年で飛躍的に伸び、まさに刮目相看に値する。
- 小さな町工場が世界的な技術を開発したと聞き、業界は刮目相看している。
類義語
- 刮目相待
- 見直す
- 再評価する
- 一目置く
- 認識を改める
対義語
- 旧態依然
- 十年一日
- 相変わらず
- 停滞不前