分崩離析
読み方
ぶんぽう りせき意味
組織・国家・集団などが、内部の対立や統制の喪失によってばらばらに崩れ、まとまりを失ってしまうこと。単に壊れるだけでなく、結束が解けて分裂・離散していく状態を表す。由来
中国古典『論語』季氏篇の「邦分崩離析而不能守也」に由来する。「国が崩れ分かれ、離れ散って守ることができない」という意味。孔子の言葉を弟子たちが記録・編纂したもので、成立は中国の戦国時代、紀元前5~前3世紀ごろとされる。備考
国家・政党・組織など集団の崩壊に用いる硬い表現。個人の感情や物が物理的に壊れることには通常使わず、文章語・評論調で多い。例文
- 派閥争いが長引き、かつて強大だった政党は分崩離析した。
- 経営陣の対立が表面化し、プロジェクトチームは分崩離析の危機にある。
- 共通の目標を失えば、この連合はたちまち分崩離析しかねない。
- その帝国は外敵の侵攻よりも、内部の権力争いによって分崩離析していった。
- リーダーの突然の辞任をきっかけに、支持者の組織は分崩離析した。
類義語
- 四分五裂
- 土崩瓦解
- 瓦解
- 崩壊
- 分裂崩壊
- 離散
対義語
- 一致団結
- 結束
- 団結
- 一枚岩
- 和衷協同
- 上下一心