出没自在
読み方
しゅつぼつ じざい意味
現れたり隠れたり、来たり去ったりすることが思いのままで、居場所や行動を容易にとらえさせないさま。人・動物・怪盗・敵などが予測できない場所に自由に出入りする様子をいう。由来
「出没」は「現れたり隠れたりすること」、「自在」は「思いのままにできること」を表す漢語で、その二語を結び付けた成句。特定の中国古典などに由来する典拠や成立年は確認しにくく、成立時期は不明。近世以降の漢語的表現として用いられ、近代以降の文章語・成句として定着したと考えられる。備考
「神出鬼没」と近いが、より「現れたり消えたりする自由さ」を直接述べる語。人物・動物・敵・怪盗など、所在をつかみにくい対象に使うことが多い。例文
- その怪盗は出没自在で、警察の厳重な警備を何度もすり抜けた。
- 山奥の猿の群れは出没自在に村へ下りてきて、畑の作物を荒らしていく。
- 彼は出没自在な人物で、昨日は東京、今日は京都の会議に突然顔を出した。
- 敵の小部隊が出没自在に補給路を襲うため、味方は常に緊張を強いられた。
- ネット上では、正体不明の投稿者が出没自在に現れては鋭いコメントを残していく。
類義語
- 神出鬼没
- 変幻自在
- 出没無常
- 縦横無尽
対義語
- 定住不動
- 一所不動
- 常在不変