冷眼傍観
読み方
れいがん ぼうかん意味
物事や他人の困難・争いなどに対して、同情したり手を貸したりせず、冷たい態度でそばから見ていること。自分には関係ないものとして距離を置き、成り行きを眺める態度を指す。由来
「冷眼」は冷ややかな目、または感情に流されない目で見ること、「傍観」は当事者にならずそばで見ていることを表す漢語。この二語が結びついた語で、特定の故事・出典に基づく成語ではないとされる。成立年・初出は不詳だが、日本では近代以降の文章語・論説語として定着した。備考
書き言葉・硬い表現で、批判的に使われることが多い。「冷眼」は単独では冷静な観察の意もあるが、本語では無関心・非協力の響きが強い。例文
- 友人が理不尽に責められているのに、彼は冷眼傍観するだけだった。
- 社会問題を冷眼傍観していては、状況は少しも改善しない。
- 部下同士の対立を上司が冷眼傍観したため、職場の雰囲気はさらに悪化した。
- 被災地の苦境を冷眼傍観するのではなく、できる範囲で支援したい。
- 彼女は事件の渦中に入ることを避け、終始冷眼傍観の態度を貫いた。
類義語
- 袖手傍観
- 拱手傍観
- 見て見ぬふり
- 傍観者的態度
- 無関心
対義語
- 積極参加
- 積極関与
- 親身な介入
- 当事者意識
- 挺身救済