円満解決
読み方
えんまん かいけつ意味
争い・問題・交渉などが、関係者の大きな不満や遺恨を残さず、穏やかに納得できる形で解決すること。単に結論が出るだけでなく、当事者間の関係が保たれ、後味の悪さが少ない解決をいう。由来
「円満」は、欠けるところがなく満ち足りていること、また人間関係が穏やかで調和していることを表す語で、仏教語として古くから用いられた。「解決」は問題を処理して決着させる意。両語を合わせた「円満解決」は、古典由来の成句ではなく、近代以降の日本語で広まった複合語と考えられる。成立年は不明。備考
法律・ビジネス・近隣関係など、対立を穏便に収めた場面でよく使う。結果だけでなく、感情面の納得や関係維持を含意する。例文
- 長年続いた隣家との境界争いは、話し合いの末に円満解決した。
- 会社は労働組合との交渉を重ね、ストライキを避けて円満解決に至った。
- 離婚の条件について双方が譲歩し、子どもの将来を第一に考えて円満解決を図った。
- クレーム対応では、相手の不満を丁寧に聞くことが円満解決への近道だ。
- プロジェクトの責任問題は、関係者全員が事実を確認したことで円満解決した。
類義語
- 平和解決
- 穏便解決
- 和解成立
- 双方納得
- 大団円
対義語
- 決裂
- 物別れ
- 紛争継続
- 対立激化
- 泥沼化