内柔外剛
読み方
ないじゅう がいごう意味
内心は柔弱で気が弱いのに、外見や態度は剛健で強そうに見えること。外では堂々と振る舞うが、内側には不安・臆病さ・繊細さを抱えている状態をいう。由来
中国古典『易経(周易)』否卦の彖伝に見える「内柔而外剛」(内は柔にして外は剛)に由来するとされる。『易経』の経文は周代に基盤を持つが、彖伝を含む「十翼」は戦国末期〜前漢ごろ(紀元前3〜2世紀ごろ)の成立とみられる。日本で四字熟語として定着した正確な時期は不詳。備考
「外柔内剛」との取り違えに注意。辞書的には「内心は弱く、外見は強い」の意で、やや批評的に使われることがある。例文
- 彼は会議では堂々と反論するが、実は一人で深く悩む内柔外剛の人だ。
- 新しい部長は内柔外剛で、厳しい態度の裏に不安を隠しているように見える。
- 失敗しても平然としていた彼女だが、親友には弱音を吐き、内柔外剛な一面を見せた。
- あのチームは強豪らしく振る舞っているが、土壇場に弱く、どこか内柔外剛だ。
- 内柔外剛を装って虚勢を張るより、弱さを認めて相談したほうがいい。
類義語
- 外剛内柔
- 外強中乾
- 羊質虎皮
- 虚勢
- 強がり
対義語
- 外柔内剛
- 内剛外柔