傷痕累累
読み方
しょうこん るいるい意味
体や物に傷跡が数多く残っているさま。転じて、度重なる失敗・損害・批判などによって、組織や計画、名誉などがひどく傷ついた状態をいう。由来
「傷痕」は傷のあと、「累累(累々)」は物事がいくつも重なり連なるさまを表す漢語。特定の故事成語ではなく、二語を組み合わせて「傷跡が多数ある状態」を表した成語と考えられる。成立時期・初出は不詳だが、近代以降の文章語として用例が見られる。備考
「累累」は「累々」とも書く。身体の傷だけでなく、心・組織・社会などの損害を比喩的に表す。やや硬い文章語。例文
- 激しい戦闘のあと、兵士たちの体は傷痕累累だった。
- 長年の酷使で、その古い革鞄は傷痕累累の姿になっていた。
- 不祥事が相次ぎ、会社の信用は傷痕累累で回復に時間がかかる。
- 何度も挫折を経験した彼の心は、外からは見えないが傷痕累累だった。
- 台風が去った後の町は、倒木や壊れた屋根で傷痕累累の様相を呈していた。
類義語
- 満身創痍
- 傷だらけ
- 創痍満目
- 百孔千瘡
対義語
- 無傷
- 完全無欠
- 平穏無事