何去何従
読み方
かきょ かじゅう意味
何を捨て、何に従うべきかを見極めること。複数の道や立場の中から、どちらを退け、どちらを選ぶかという重大な選択・去就の判断を表す。人生、政治、組織運営などで進むべき方向を決める場面に用いられる。由来
中国古典に由来する語。戦国時代の楚の詩人・屈原に関わる作品とされる『楚辞』「卜居」に「此れ孰れか吉、孰れか凶、何をか去り何にか従わん」という趣旨の表現が見える。作品成立は紀元前4〜3世紀頃とされるが、『楚辞』としての編纂は前漢末、紀元前1世紀頃の劉向による。備考
日常会話ではかなり硬い表現。文章語・評論・演説などで、重大な選択や去就判断を格調高く述べる際に使われる。例文
- 会社を辞めて独立するか、残って昇進を目指すか、彼はいま何去何従の岐路に立っている。
- 急速に変化する市場の中で、経営陣には何去何従を誤らない冷静な判断が求められる。
- 伝統を守るべきか、新しい制度を導入すべきか、自治体は何去何従を迫られている。
- 留学するか国内で研究を続けるか、彼女は恩師に相談しながら何去何従を考えた。
- 政治家は人気取りではなく、国の将来を見据えて何去何従を明らかにすべきだ。
類義語
- 去就選択
- 取捨選択
- 進退去就
- 二者択一
- 去就判断
対義語
- 付和雷同
- 盲従軽信
- 優柔不断