会心一笑
読み方
かいしん いっしょう意味
物事が思いどおりに運んだり、内容に深く納得・満足したりして、心からにっこり笑うこと。単なる笑いではなく、「よし、うまくいった」「これは見事だ」と感じる満足や得心を伴う笑みを表す。由来
「会心」は心にかなうこと、深く納得すること。「一笑」はにっこり一度笑うこと。両語を合わせて、満足や得心から生じる笑いを表した四字熟語。語の材料である「会心」は中国六朝期の文献『世説新語』(5世紀ごろ成立)などにも見えるが、「会心一笑」そのものの特定の初出・成立年は未詳。備考
文章語・改まった表現で、日常会話では「会心の笑み」のほうが一般的。得意げに笑うニュアンスが出る場合もあるため、文脈に注意。例文
- 長年悩んだ数式がきれいに解け、研究者は会心一笑した。
- 最後の一手で勝利を確信した棋士は、盤面を見つめながら会心一笑した。
- 部下の機転で商談がまとまり、社長は静かに会心一笑した。
- 作者は読者の鋭い解釈を聞き、自分の意図が伝わったことに会心一笑した。
- 完成した庭の眺めが想像以上で、職人は腕を組んで会心一笑した。
類義語
- 破顔一笑
- 莞爾一笑
- 喜色満面
- 満面笑顔
- 会心の笑み
対義語
- 失望落胆
- 不平不満
- 愁眉苦顔
- 苦虫を噛み潰す