以身殉国
読み方
いしん じゅんこく意味
自分の身命を投げ出して国に尽くし、国家のために命を捧げること。強い忠誠心や愛国心を示す語で、特に戦争・国防・忠義などの文脈で用いられる。由来
「以身」は「身をもって」、「殉国」は「国のために死ぬ」の意を表す漢語。中国古典由来の表現体系に属するが、「以身殉国」という四字句としての明確な初出・成立年代は不詳。日本では近代、とくに明治以降の国家・軍事に関する文章で用例が見られる。備考
戦争・国家主義と結びつきやすい重い語。現代の日常会話ではほとんど使わず、歴史叙述や批評で用いられることが多い。例文
- 彼は以身殉国の覚悟で任務に臨んだと伝えられている。
- 戦時中の新聞は、兵士の死を以身殉国の美談として報じた。
- 以身殉国を称える碑文には、当時の価値観が色濃く反映されている。
- 歴史を学ぶ際には、以身殉国という言葉がどのような社会状況で使われたかを考える必要がある。
- 指導者は若者に以身殉国を求める前に、命の重さを理解すべきだ。
類義語
- 尽忠報国
- 報国尽忠
- 捨身報国
- 殉国
- 身命を賭す
対義語
- 売国求栄
- 利己保身
- 自己保身
- 売国
- 私利私欲