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仙風道骨

読み方

せんぷう どうこつ

意味

仙人のような俗世を超えた気品ある風采と、道士のような清らかな骨相・気質をいう。人の容貌や雰囲気が高雅で、俗っぽさがなく、飄然としているさまを表す。

由来

中国・唐代(8世紀前半)の詩人李白の「大鵬賦序」に見える語。「天台の司馬子微が、李白には『仙風道骨』があり、八極の外まで精神を遊ばせられると評した」という趣旨の記述に由来するとされる。成立年は未詳だが唐代の用例である。

備考

やや文語的・漢籍調の表現で、日常会話ではまれ。主に人物の外見・風格を称賛して用い、単なる美貌よりも精神的な気高さを含む。

例文

  • 白髪の老師は、粗末な衣を着ていても仙風道骨の趣があった。
  • 彼の筆跡には力みがなく、どこか仙風道骨を思わせる気品が漂っている。
  • 山寺で出会った僧は、俗世の欲から離れた仙風道骨の人物に見えた。
  • 派手な装飾はないが、その茶人の立ち居振る舞いには仙風道骨の風格がある。
  • 古い肖像画に描かれた賢者は、長い髭と澄んだ眼差しで仙風道骨そのものだった。

類義語

  • 高雅脱俗
  • 飄逸脱俗
  • 超然脱俗
  • 道骨仙風
  • 仙人風骨

対義語

  • 俗臭芬々
  • 俗気満々
  • 粗野卑俗
  • 凡俗浅薄

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