二重生活
読み方
にじゅう せいかつ意味
表向きの生活とは別に、他人に知られないもう一つの生活を営むこと。家庭や職場での普段の顔とは異なる交友関係・仕事・恋愛・趣味などを隠して続ける場合に用いられ、しばしば秘密性や後ろめたさを伴う。由来
「二重」は二つに重なること、「生活」は暮らしを意味する漢語で、両者を合わせた近代日本語の複合語。特定の漢籍故事に基づく語ではない。成立時期は明確でないが、近代以降、特に明治末期から大正・昭和期にかけて新聞・文学などで用法が広まったとみられる。備考
「二重生活」は日常語としても使われる四字の熟語。必ずしも犯罪や不倫を指すとは限らないが、秘密・偽装・心理的負担の含みを持ちやすい。例文
- 彼は地方では会社員として働き、週末だけ都会で芸名を使って歌うという二重生活を送っていた。
- 家族に内緒で別の部屋を借りていたことが分かり、彼女の二重生活は突然終わった。
- 二重生活を続けるうちに、嘘を重ねること自体が大きな負担になっていった。
- その小説は、昼は教師、夜は探偵として活動する男の二重生活を描いている。
- SNS上の華やかな姿と現実の孤独な暮らしとの間で、彼はまるで二重生活をしているように感じていた。
類義語
- 二面生活
- 裏表のある生活
- 秘密生活
- ダブルライフ
対義語
- 単一生活
- 表裏のない生活
- 公明正大