二姓之好
読み方
にせい の こう意味
男女の結婚によって、姓の異なる二つの家が親戚関係を結び、親しい間柄になること。転じて、結婚・婚姻そのもの、または婚姻によって生まれる両家のよしみをいう。由来
中国古典『礼記』の「昏義」に見える「昏礼者、将合二姓之好」という句に由来する。婚礼は二つの姓の家のよしみを合わせるための礼である、という意味。『礼記』は戦国時代から前漢期の礼制文献を集成したもので、成立はおおむね紀元前1世紀ごろとされる。備考
現代の日常会話ではほとんど使われず、祝辞・古典解説・格式ある文章向き。「之」は「の」と読む漢文訓読風の表記。例文
- 両家は二姓之好を結び、親族として末永い交流を誓った。
- この婚礼は、単なる二人の結び付きではなく、二姓之好を意味していた。
- 古い家柄では、二姓之好を重んじて結婚式の作法を丁寧に守った。
- 二姓之好が成立して以来、両家は冠婚葬祭のたびに助け合ってきた。
- 祖父は祝辞の中で、二姓之好を結ぶ今日の意義を静かに語った。
類義語
- 婚姻
- 結婚
- 縁組
- 華燭之典
- 秦晋之好
対義語
- 離婚
- 離縁
- 絶縁
- 破婚