九流百家
読み方
きゅうりゅう ひゃっか意味
中国古代の学術・思想上のさまざまな流派や学者の総称。儒家・道家・法家など多くの学派が並び立つことを指し、転じて、多種多様な学説・主張・専門家が入り乱れて存在するさまにも用いられる。由来
中国の学術分類に由来する語。「九流」は前漢末の劉歆『七略』を受けた後漢初期(1世紀ごろ)成立の『漢書』芸文志に見える諸子の九分類を指す。「百家」は多数の学派・学者の意で、両者を合わせて古代中国の多様な思想流派を総称した。四字成語としての初出年代は未詳。備考
古代中国思想史を述べる硬い表現。日常会話ではまれで、「諸子百家」のほうが一般的。比喩用法では多様な意見の併存を表す。例文
- 春秋戦国時代には九流百家が競い合い、政治や倫理について多様な思想を展開した。
- この講義では、儒家や道家だけでなく、九流百家の思想を幅広く取り上げる。
- 新しい経営理論が次々に登場し、業界はまるで現代の九流百家の様相を呈している。
- 九流百家を理解するには、それぞれの学派が生まれた社会的背景を知ることが重要だ。
- 討論会では九流百家のごとく意見が分かれたが、最後には実行可能な案にまとまった。
類義語
- 諸子百家
- 九流十家
- 百家争鳴
- 諸家百家
対義語
- 一家一流
- 一家言
- 一派独占