両雄並立
読み方
りょうゆう へいりつ意味
すぐれた二人、または二つの強大な勢力が、同じ時代・同じ分野で並んで存在し、互いに力を保っていること。政治・企業・スポーツなどで、二者が突出して競い合う状況を表す。由来
中国の古典に由来する「両雄並び立たず」「両雄不倶立」の発想から生じた語。前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに編んだ『史記』淮陰侯列伝に、劉邦と項羽を指して「劉項両雄不倶立」とする趣旨の記述が見られる。「並立」は後に日本語で、二者が並んで存在する意に用いられた。備考
単独では「二強が並ぶ」意だが、「両雄並立せず」の形では「強者二人は共存しにくい」という意味になる。文脈で肯定・否定を見分ける。例文
- この業界では、長年にわたり老舗メーカーと新興企業の両雄並立が続いている。
- 棋界は二人の若き天才による両雄並立の時代に入ったと言われる。
- 両雄並立の構図が崩れ、一社だけが市場を支配するようになった。
- 監督は、二人のエースを競わせることで両雄並立の緊張感をチームに生み出した。
- かつては東西の大国が両雄並立し、周辺国の外交にも大きな影響を与えていた。
類義語
- 二強並立
- 二大勢力
- 双璧
- 両雄相並ぶ
- 拮抗
- 伯仲
対義語
- 一強独占
- 一強体制
- 単独支配
- 独り勝ち
- 寡占支配