不老長生
読み方
ふろう ちょうせい意味
年を取らず、若さや健康を保ったまま長く生きること。現実の寿命の長さだけでなく、人間が古くから願ってきた「老いを避け、生命を永らえる」理想や夢を表す語。由来
「不老」は老いないこと、「長生」は長く生きることを意味する漢語。中国古代の神仙思想・道教的な不老不死への憧れに基づく語で、秦〜漢代(紀元前3世紀〜紀元後2世紀ごろ)には仙薬や養生によって長命を得ようとする観念が広まっていた。成句としての正確な初出年は未詳。備考
「不老長寿」「不老不死」に近いが、「長生」は長く生きる意味が強い。古典・神仙思想・養生・吉祥文様の文脈で使われ、日常会話ではやや文語的。例文
- 古代の皇帝は、不老長生の薬を求めて各地に使者を送った。
- その物語では、山奥に住む仙人が主人公に不老長生の術を授ける。
- 不老長生は人類の夢だが、現実には健康寿命を延ばす努力が大切だ。
- 展覧会では、不老長生を願って描かれた鶴や亀の吉祥文様が紹介されていた。
- 健康食品の広告で不老長生を約束するような表現を使うのは、誤解を招くおそれがある。
類義語
- 不老長寿
- 不老不死
- 延年益寿
- 長命長寿
- 長生不老
対義語
- 短命
- 夭折
- 早世
- 若死に
- 老衰