不知不識
読み方
ふち ふしき意味
自分では気づかないうちに、また意識しないまま、物事が進んだり自分がある状態になったりすること。「知らず知らず」「いつの間にか」「無意識のうちに」という意味。由来
「不知」は知らないこと、「不識」は認識しないことを表し、同義の漢語を重ねて「知りも識りもしないまま」を強めた語。特定の故事に基づく成語ではないとされるが、中国古典には類似表現「不識不知」(『詩経』大雅・皇矣、前11〜前6世紀頃編纂)が見える。日本での正確な初出年は不明で、漢文訓読では「知らず識らず」とも読まれた。備考
四字熟語としては「ふちふしき」と読むが、日常では訓読の「知らず知らず」が一般的。硬い文章向きで、良い変化にも悪い変化にも使える。例文
- 毎日少しずつ練習していたら、不知不識のうちに発音が自然になっていた。
- 忙しさに追われるうち、不知不識に健康管理がおろそかになっていた。
- 彼女の穏やかな言葉を聞いていると、不知不識の間に緊張が解けた。
- 新しい職場の習慣は、不知不識のうちに私の考え方にも影響を与えた。
- 長時間SNSを見て、不知不識に他人と自分を比べる癖がついた。
類義語
- 知らず知らず
- 知らず識らず
- いつの間にか
- 無意識のうちに
- 無自覚に
- 思わず知らず
- いつしか
対義語
- 意識的
- 自覚的
- 故意
- 意図的
- 承知のうえ