不労所得
読み方
ふろう しょとく意味
労働の対価としてではなく、資産・権利・投資などから得られる所得のこと。典型例は預貯金の利子、株式の配当、不動産の賃料、著作権使用料など。日常語では「働かずに入る収入」という意味で使われるが、税務上の分類とは必ずしも一致しない。由来
「不労」は「労働しないこと」、「所得」は「得た収入・利益」を表す語で、近代の経済・税制用語として結び付いた複合語。正確な初出年は不明だが、所得税制度や西洋経済学の語彙が整備された明治後期から大正期(19世紀末〜20世紀初頭)に広まったと考えられる。英語の “unearned income” に対応する訳語としても用いられた。備考
「楽に儲かる」という印象で使われることもあるが、実際には初期投資・管理・リスクを伴う場合が多い。税務上は所得区分を確認する必要がある。例文
- 彼は家賃収入という不労所得で生活費の大半をまかなっている。
- 不労所得を増やすために、若いうちから投資の勉強を始めた。
- 株の配当は不労所得の一種だが、元本割れのリスクもある。
- 不労所得という言葉には魅力があるが、資産形成には時間と知識が必要だ。
- 相続した土地からの賃料が、彼女にとって安定した不労所得になっている。
類義語
- 不労収入
- 受動的所得
- パッシブインカム
- 権利収入
- 資産所得
対義語
- 勤労所得
- 労働所得
- 給与所得
- 事業所得