三皇五帝
読み方
さんこう ごてい意味
中国古代の伝説上の優れた帝王たちを総称する語。三皇と五帝を合わせたもので、太古の理想的な聖王・賢君、またその治世を指していう。転じて、非常に古い時代や、理想化された古代政治の象徴として用いられる。由来
中国古代思想・史書に由来する。三皇・五帝の観念は戦国時代から前漢期(紀元前4〜2世紀ごろ)にかけて整理されたとされ、『荘子』などにも関連する表現が見える。構成員は文献により異なり、三皇は伏羲・神農・女媧など、五帝は黄帝・顓頊・帝嚳・堯・舜などとされる。備考
日常会話ではほとんど使われず、中国古代史・思想史・漢文学の文脈で用いられる。構成員には諸説があり、固定的に覚えすぎないことが重要。例文
- 中国神話を学ぶうえで、三皇五帝の名は避けて通れない。
- その政治家は、三皇五帝のような理想の君主像を演説で引き合いに出した。
- 三皇五帝の時代は、史実というより伝説と歴史が混じり合った世界である。
- 古代中国の王権思想には、三皇五帝を聖王として仰ぐ伝統が見られる。
- 教授は、三皇五帝の系譜が文献によって違う点に注意するよう説明した。
類義語
- 古聖先王
- 聖王賢主
- 聖帝明王
- 堯舜禹湯
対義語
- 暴君暗主
- 桀紂之君
- 暗君
- 暴君