三帰五戒
読み方
さんき ごかい意味
仏教で、仏・法・僧の三宝に帰依する「三帰」と、不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不飲酒の五つの戒めを守る「五戒」を合わせた語。在家信者が仏教徒として信仰生活に入る基本的な誓いをいう。由来
古代インド仏教の「三帰依(三宝への帰依)」と「五戒(在家信者の基本戒)」に由来する。成立の厳密な年代は不明だが、釈迦在世期から初期仏教期、紀元前5〜4世紀ごろには原型があったとされる。漢訳仏典を通じて中国に伝わり、日本には仏教伝来後の6世紀以降に受容された仏教語。備考
仏教用語としての性格が強く、日常会話ではあまり使われない。四字熟語としては教養語・宗教語に分類され、比喩よりも実際の受戒や信仰実践を指すことが多い。例文
- 新しく仏門に入る者は、まず三帰五戒を授けられた。
- 祖母は毎朝の読経の中で、三帰五戒を心に刻んでいると言っていた。
- 寺の法話では、三帰五戒は僧侶だけでなく在家信者にも大切な教えだと説明された。
- 彼は三帰五戒を受け、酒を慎み、日々の言葉づかいにも気を配るようになった。
- 三帰五戒の精神を現代生活に生かすなら、命を尊び、誠実に生きることが基本になる。
類義語
- 三帰依五戒
- 帰依受戒
- 受戒
- 三帰依
対義語
- 不帰依
- 破戒
- 無信無戒