三国無双
読み方
さんごく むそう意味
この世に並ぶものがないほど、非常にすぐれていること。また、そのような人や物をいう。特に武勇・力量・技芸などが抜きん出ている場合に用いられ、「三国無双の剣豪」のように強い称賛を表す。由来
「三国」は、古い日本の世界観である「日本・唐土(中国)・天竺(インド)」の三国を指し、「無双」は「二つとない」「匹敵するものがない」の意。つまり「三国を見渡しても並ぶものがない」という意味から生まれた。正確な成立年は不明だが、中世の軍記物語などで用いられ、鎌倉末期から室町時代ごろ(14世紀前後)には広まっていた表現とされる。備考
「三国」は三国志の魏・呉・蜀ではなく、日本・中国・インドを指す用法が基本。文語的で、現代では大げさな称賛や歴史物・ゲーム名で目にすることが多い。例文
- その武将は、三国無双の勇士として後世に語り継がれた。
- 彼の剣の腕前は三国無双と評され、誰も試合を挑もうとしなかった。
- この仏像は三国無双の名宝として、古くから寺に大切に伝えられている。
- 彼女の暗算力は三国無双と言ってよいほどで、難問を一瞬で解いてしまう。
- 老職人の技は三国無双の域に達しており、同じ品を作れる者はいない。
類義語
- 天下無双
- 古今無双
- 海内無双
- 当代無双
- 唯一無二
- 天下一品
対義語
- 平平凡凡
- 凡庸
- 十人並み
- 月並み
- 平凡