万象更新
読み方
ばんしょう こうしん意味
天地間に存在するすべての物事・現象が、すっかり新しく改まること。特に、新年や春の訪れにより世の中の様子が一新され、生気に満ちるさまをいう。転じて、社会・組織・環境などが大きく刷新される意にも用いられる。由来
「万象」は宇宙・自然界のあらゆる事物や現象、「更新」は古いものが改まり新しくなることを表す漢語。中国で新年や春を祝う賀詞として用いられた成句「一元復始、万象更新」などを通じて広まったとされる。日本への伝来・定着は漢籍受容後だが、明確な初出年代は不詳。備考
新年・春・再出発を祝う文脈で使われやすい、やや文語的で格調高い表現。日常会話より挨拶文、祝辞、文章語に向く。例文
- 元日の朝、町には万象更新のすがすがしい空気が満ちていた。
- 長い低迷を抜け、社長交代を機に会社は万象更新の勢いを取り戻した。
- 雪解けの野山を見ると、まさに万象更新という言葉がふさわしい。
- 新制度の導入によって、古い慣行に縛られていた組織にも万象更新の兆しが見え始めた。
- 年頭の挨拶で、彼は万象更新の年にふさわしい挑戦をしようと語った。
類義語
- 面目一新
- 万物更新
- 一新紀元
- 新陳代謝
- 一陽来復
対義語
- 旧態依然
- 依然如故
- 一成不変
- 陳陳相因