七零八落
読み方
しちれい はちらく意味
物があちこちに散らばり、ばらばらでまとまりがないこと。また、組織・計画・議論などが秩序を失って崩れ、収拾がつかない状態になること。散乱・混乱・崩壊のさまを表す。由来
中国語由来の成語。「七」「八」は具体的な数ではなく、多数・雑多・乱れを強める数詞表現で、「零」「落」はいずれも落ちる・散る意。物や人がばらばらに散り落ちるさまから、混乱・崩壊を表すようになった。中国・宋代(12〜13世紀ごろ)以降の漢籍・語録類に用例が見られるとされるが、厳密な初出年は不詳。備考
文章語・硬い表現で、日常会話では「ばらばら」「めちゃくちゃ」の方が一般的。「七転八倒」と字面が似るが意味は異なる。例文
- 地震の後、棚の本や食器が床に落ち、部屋は七零八落の状態だった。
- 準備不足のまま始めた企画は、担当者の連絡も取れず七零八落してしまった。
- 強風で看板や段ボールが飛ばされ、商店街の入口は七零八落としていた。
- 彼の説明は話題が次々に飛び、結論も見えず、まるで七零八落だった。
- 主力選手が相次いで離脱し、チームの守備陣は七零八落のありさまとなった。
類義語
- 支離滅裂
- 四分五裂
- 散乱
- 乱雑
- 滅茶苦茶
- ばらばら
対義語
- 秩序整然
- 整然
- 整頓
- 一糸不乱
- 井然有序