七手八脚
読み方
しちしゅ はっきゃく意味
多くの人が一斉に手足を動かし、寄ってたかって物事に取り組むこと。急場で大勢が力を合わせて忙しく働く様子を表す。場合によっては、人が多すぎてやや慌ただしく雑然としている感じも含む。由来
「七」「八」は具体的な数ではなく「数が多い」ことを表し、「手」「脚」がたくさんあるように大勢が動くさまをいう語。中国由来の成語で、南宋期の禅宗史書『五灯会元』(1252年ごろ成立)などに用例が見られる。日本へ入った正確な時期は不明だが、漢籍受容を通じて四字熟語として用いられるようになった。備考
やや硬く、日常会話では「みんなで手伝う」「総出で」などが自然な場合も多い。「七」「八」は実数ではなく多数を示す。例文
- 締め切り直前、編集部の全員が七手八脚で校正作業を進めた。
- 倒れた本棚を見て、居合わせた客たちが七手八脚で本を片づけた。
- 文化祭の準備が遅れていたが、クラス全員が七手八脚で会場を整えた。
- 火事のあと、近所の人々が七手八脚で家財道具を運び出した。
- 事故現場では、救助隊員たちが七手八脚でけが人を安全な場所へ搬送した。
類義語
- 一致協力
- 協力一致
- 総掛かり
- 寄ってたかって
- 人海戦術
対義語
- 孤軍奮闘
- 単独行動
- 袖手傍観
- 傍観坐視