一鳴驚人
読み方
いちめい きょうじん意味
それまで目立たなかった人が、ひとたび行動を起こすと世間を驚かせるほどの成果を上げ、急に名を知られるようになること。長い沈黙や無名の時期を経て、才能や実力を一気に示す場合にいう。由来
中国前漢の司馬遷が紀元前1世紀ごろに編んだ『史記』滑稽列伝に見える故事に由来する。斉の威王が、三年間鳴きも飛びもしない鳥について「この鳥は飛べば天に沖し、鳴けば人を驚かす」と語った話から、「一度鳴けば人を驚かす」という意味になった。備考
中国故事に基づく硬い表現で、日常会話より文章語・評論・スピーチ向き。才能の開花や鮮烈なデビューを称える文脈で使われることが多い。例文
- 新人作家の彼女は、初めての長編小説で文学賞を受け、まさに一鳴驚人のデビューを飾った。
- 長年無名だった研究者が画期的な論文を発表し、一鳴驚人の成果として世界中から注目された。
- 彼は普段は寡黙だが、会議で示した新戦略は一鳴驚人で、社内の評価を一変させた。
- 地方大会では目立たなかった選手が全国大会で新記録を出し、一鳴驚人の活躍を見せた。
- このスタートアップは創業当初こそ知られていなかったが、革新的なサービスで一鳴驚人を果たした。
類義語
- 一挙成名
- 一躍有名
- 一躍脚光
- 一飛沖天
対義語
- 鳴かず飛ばず
- 無名無聞
- 平平凡凡