一飛沖天
読み方
いっぴ ちゅうてん意味
それまで目立たなかった人や物事が、いったん動き出すと天に届くほど勢いよく飛躍し、世間を驚かせるような大成功・大活躍をすること。長く力を蓄えていた者が、一気に才能や実力を発揮する場合にいう。由来
中国・前漢の司馬遷『史記』滑稽列伝(紀元前91年頃成立とされる)に見える「此鳥不飛則已、一飛沖天;不鳴則已、一鳴驚人」に由来する。三年間鳴かず飛ばずの大鳥が、飛べば天まで昇り、鳴けば人を驚かすというたとえから。備考
文章語・教養語として使われ、日常会話ではやや硬い表現。長い沈黙や下積みの後の大飛躍を強調し、「一鳴驚人」と対にして説明されることが多い。例文
- 無名だった若手棋士は、初タイトル獲得を機に一飛沖天の活躍を見せた。
- 長く研究室にこもっていた彼女の発明は、発表されるや一飛沖天の評価を受けた。
- このベンチャー企業は新サービスの成功で、一飛沖天の勢いで市場を拡大している。
- 下積み時代が長かった俳優だが、主演作のヒットで一飛沖天、一躍スターになった。
- 今は結果が出ていなくても、彼には一飛沖天の可能性を感じる。
類義語
- 一鳴驚人
- 一躍有名
- 一挙成名
- 飛黄騰達
- 立身出世
対義語
- 鳴かず飛ばず
- 平々凡々
- 低迷沈滞
- 一落千丈