一路順風
読み方
いちろ じゅんぷう意味
旅路や船旅が追い風に恵まれて無事に進むこと。転じて、出発・門出・計画などが支障なく順調に進むこと、またその無事や成功を祈る別れの言葉として用いられる。由来
中国語の成句に由来する語で、「一路」は道中・旅の全行程、「順風」は進行方向に都合のよい風を指す。帆船の航行で追い風を受けて進むことから、旅の安全や物事の順調さを願う表現になった。成立年代や初出は未詳だが、近世以降の中国で送別語として広まり、日本でも漢語表現として受容された。備考
送別・門出のあいさつに適したやや改まった表現。現代日本語では日常会話より、手紙・式辞・スピーチなどで使われやすい。例文
- 友人の留学に際して、先生は「一路順風を祈ります」と声をかけた。
- 長い航海に出る乗組員たちへ、港に集まった人々が一路順風を願った。
- 新天地での生活が一路順風であるよう、家族全員で祈っている。
- 起業当初は一路順風に見えたが、資金繰りの問題で厳しい局面を迎えた。
- 遠征に向かう選手たちの一路順風を祈り、空港で手を振って見送った。
類義語
- 順風満帆
- 一帆風順
- 万事順調
- 前途洋洋
- 順調無事
対義語
- 前途多難
- 艱難辛苦
- 波瀾万丈
- 難航苦闘