一言一行
読み方
いちげん いっこう意味
人の発する一つ一つの言葉と、行う一つ一つの行動。特に、細かな発言や振る舞いまでも含めた「言動全体」を指し、それらを慎む・注意する・観察する文脈で用いる。由来
「一言」は一つの言葉、「一行」は一つの行いを表し、「一」を重ねて、どんな小さな言葉や行動までも含めて強調した漢語表現。特定の故事に基づくというより、中国古典に見られる言行重視の発想から成立した成句と考えられる。日本での受容時期・初出年は不詳だが、漢文訓読や教訓的文章を通じて近世以前から用いられたとみられる。備考
やや硬い書き言葉・改まった表現。「一言一句」は言葉だけ、「一挙一動」は行動だけに焦点を当てるのに対し、本語は言葉と行いの双方をいう。例文
- 彼はリーダーとして、一言一行に責任を持つ必要がある。
- 面接では一言一行が評価につながると意識した。
- 子どもは親の一言一行をよく見ている。
- 失言を避けるため、公の場では一言一行に注意している。
- 彼女の誠実さは、日々の一言一行に表れている。
類義語
- 言動
- 言行
- 一挙一動
- 一言一句
- 一挙手一投足