一糸不乱
読み方
いっし ふらん意味
少しの乱れもなく、全体がきちんとそろっていること。多くは、多人数の動き・隊列・演技・作業などが、統制されて整然としている様子を表す。由来
「一糸」は一本の糸ほどのわずかなもの、「不乱」は乱れないことを表す漢語的表現。一本の糸ほどの乱れもない、という比喩から生じた語。特定の古典出典や成立年は未詳で、近世以降から近代の漢語表現として定着したと考えられる。備考
硬い文章や報道・式典・団体演技の描写でよく使う。個人の行動より、複数人の動きや組織的な統制を褒める文脈に向く。例文
- 式典では、学生たちが一糸不乱の動きで行進した。
- 太鼓の演奏は一糸不乱で、観客は息をのんだ。
- 訓練を重ねた隊員たちは、一糸不乱に配置についた。
- ダンサーたちの一糸不乱のステップが舞台全体を引き締めた。
- 工場では作業員が一糸不乱に連携し、短時間で製品を仕上げた。
類義語
- 一糸乱れず
- 秩序整然
- 整然一体
- 規律正しい
- 整然
対義語
- 支離滅裂
- 乱雑無章
- 無秩序
- 混乱
- ばらばら