一生一世
読み方
いっしょう いっせ意味
生まれてから死ぬまでの全期間、すなわち一生涯を指す語。この世に生きている間ずっと、という意味で、決意・誓い・恩義・記憶などが生涯にわたって続くことを強調して用いられる。由来
「一生」は生まれてから死ぬまでの一つの生、「一世」は一つの世・この世に生きる期間を表す漢語で、同義に近い語を重ねて「生涯ずっと」の意を強めた表現。中国古典語・仏教的な生死観の語彙と関係が深いが、日本での成立年代は不詳。少なくとも近世以降の漢語表現として用例が見られる。備考
日常会話では「一生」「一生涯」のほうが一般的。「一生一世」はやや文語的・重厚で、誓約や感謝を強調する場面に合う。例文
- この恩は一生一世忘れません。
- 彼女は一生一世をかけてその研究に取り組む覚悟を決めた。
- 一生一世、家族を守ると彼は心に誓った。
- 師から受けた言葉は、私の一生一世の支えになっている。
- 一生一世に一度の出会いだと思い、彼はその機会を逃さなかった。
類義語
- 一生涯
- 終生
- 生涯
- 一代
- 一世一代
対義語
- 一時
- 束の間
- 刹那
- 一朝一夕