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一汁三菜

読み方

いちじゅう さんさい

意味

和食の献立の基本形で、汁物を一品、菜(おかず)を三品そろえた食事の形をいう。一般にご飯を主食とし、主菜一品・副菜二品に味噌汁などの汁物を合わせ、栄養のバランスや見た目の整った食卓を表す。

由来

「汁」は汁物、「菜」はおかずを意味する。日本の食膳形式に由来し、武家や公家の饗応料理である本膳料理が整った室町時代(14〜16世紀ごろ)には、一汁三菜などの形式が確立したとされる。のちに家庭料理や和食の基本的な献立形式として広く用いられるようになった。

備考

ご飯と香の物は「一汁三菜」の数に含めないのが一般的。現代では厳密な作法より、栄養バランスのよい和食献立を表す言葉として使われる。

例文

  • 健康のために、夕食はできるだけ一汁三菜を心がけている。
  • 旅館の朝食は、一汁三菜を基本にした落ち着いた和食だった。
  • 忙しい日でも、味噌汁と主菜、副菜二品で一汁三菜に近づけることはできる。
  • 栄養士は、子どもの食事に一汁三菜の考え方を取り入れるよう勧めた。
  • 祖母の作る一汁三菜の食卓には、季節の野菜が必ず使われていた。

類義語

  • 三菜一汁
  • 一汁三品
  • 和食の基本形
  • 日本型食生活

対義語

  • 一汁一菜
  • 粗食
  • 偏食

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