一極集中
読み方
いっきょく しゅうちゅう意味
機能・人口・資本・権限・情報などが、複数の場所や主体に分かれず、ただ一つの中心に過度に集まっている状態。特に日本では、政治・経済・文化・人口が東京に集まる「東京一極集中」の意味でよく用いられる。由来
「一極」は中心・勢力の極が一つであること、「集中」は一か所に集まることを表す漢語。古典由来の成句ではなく、近代以降の社会・政治・経済用語として成立した表現。正確な初出年は不明だが、戦後、とくに高度経済成長後から1980年代以降に「東京一極集中」という形で広く使われるようになった。備考
現代の政策・経済・都市問題で多用される語。特に「東京一極集中」は地方創生や防災、人口減少の議論で頻出する。古典的な故事成語ではない。例文
- 首都圏への一極集中が進み、地方の人口減少が深刻になっている。
- 災害時のリスクを考えると、企業の本社機能の一極集中は見直すべきだ。
- 大学や研究機関の一極集中を避けるため、政府は地方移転を支援している。
- 情報発信が特定の大手メディアに一極集中すると、多様な意見が届きにくくなる。
- 経済活動の一極集中を緩和するには、地方で働ける環境づくりが欠かせない。
類義語
- 中央集中
- 一点集中
- 集中化
- 過度集中
- 東京一極集中
対義語
- 多極分散
- 地方分散
- 分散化
- 分権化
- 均衡発展