一擲千金
読み方
いってき せんきん意味
一度に惜しげもなく大金を使うこと。また、勝負事などで巨額の金を思い切って投じること。「擲」は投げる意で、金を投げ出すように大胆に使うさまを表す。由来
中国・唐代の詩人、呉象之の詩「少年行」に見える「一擲千金渾是膽」に由来するとされる。唐代(およそ7〜10世紀)の表現で、正確な成立年は不明。賭けや遊興で一度に千金を投げ出すほど豪胆な若者の姿を述べた句から広まった。備考
豪快さを評価する文脈にも使うが、浪費・無謀な賭けを戒める否定的な文脈が多い。「一攫千金」は大金を得る意で、使う意の本語とは異なる。例文
- 彼は競馬場で一擲千金を夢見て、全財産に近い金額を賭けてしまった。
- 成功する保証はなかったが、社長は新事業に一擲千金の投資を決断した。
- 宝くじで得た賞金を一擲千金の勢いで使い果たすのは危険だ。
- 昔の豪商には、祭りや宴席で一擲千金の振る舞いを見せる者もいたという。
- 彼女は美術品オークションで一擲千金、狙っていた名画を落札した。
類義語
- 一攫千金
- 大盤振舞
- 湯水のように使う
- 惜しげもなく使う
- 散財
対義語
- 一銭惜しみ
- 節約倹約
- 質素倹約
- 勤倹貯蓄