一団和気
読み方
いちだん の わき意味
その場にいる人々がひとまとまりになり、互いに打ち解けて、なごやかで温かい雰囲気に満ちていること。集団全体に調和した気分や親しみが行き渡っている状態をいう。由来
「一団」は一つのまとまり、「和気」はなごやかで親しみある気分を表す漢語。二語を合わせ、「一つにまとまった和やかな気」を意味する。特定の古典や成立年は未詳だが、漢籍風の表現として近世以降の日本語文献に見られる。備考
「和気藹々」に近いが、やや文語的・改まった響きがある。「一団の和気」と助詞を補って読まれることが多い。例文
- 新入社員の歓迎会は、緊張もすぐに解けて一団和気のうちに終わった。
- 町内会の話し合いは意見の違いを越え、最後には一団和気の雰囲気になった。
- 彼女の明るい司会のおかげで、会場はたちまち一団和気に包まれた。
- 強いチームほど、試合前のロッカールームに一団和気が感じられる。
- 久しぶりに親戚が集まり、食卓は一団和気の笑い声で満ちていた。
類義語
- 和気藹藹
- 和気藹々
- 一致団結
- 一味同心
- 同心協力
- 融和団結
対義語
- 四分五裂
- 内部分裂
- 同床異夢
- 不和
- 険悪な空気