一喜一悲
読み方
いっき いっぴ意味
物事の成り行きや結果に応じて、喜んだり悲しんだりすること。状況が少し変わるたびに感情が揺れ動くさまをいう。特に、勝敗・成績・株価・世間の評価などに過度に反応する場合に使われる。由来
「一」は「ひとたび」「そのつど」の意で、「喜」と「悲」を対にして、喜びと悲しみが交互に起こることを表した漢語的表現。中国古典由来の可能性はあるが、明確な典拠や成立年は不詳。日本では漢文調の文章語として用いられ、近代以降に四字熟語として定着したと考えられる。備考
「一喜一憂」のほうが一般的。「憂」は心配・不安を含むが、「悲」は悲しみをより直接的に表す。主に「一喜一悲する」の形で使う。例文
- 模試の結果が出るたびに一喜一悲していては、長期的な学力は伸びにくい。
- 株価の小さな上下に一喜一悲せず、会社の将来性を見て投資を続けるべきだ。
- チームの勝敗に一喜一悲するのも、スポーツ観戦の楽しみの一つだ。
- SNSの反応に一喜一悲しているうちに、自分が本当に書きたいことを見失ってしまった。
- 選挙速報を見ながら、支持者たちは各地の開票結果に一喜一悲していた。
類義語
- 一喜一憂
- 悲喜交交
- 喜憂半ば
- 泣き笑い
対義語
- 泰然自若
- 冷静沈着
- 平常心
- 不動心