鶴立鶏群
読み方
かくりつ けいぐん意味
多くの平凡な人や物の中で、一人だけ、または一つだけが際立って優れていること。鶏の群れの中に背の高い鶴が立っているように、能力・容姿・品格などがひときわ目立つさまをいう。由来
中国の史書『晋書』嵆紹伝に見える故事に由来する。嵆紹を群衆の中で見た人が「野鶴の鶏群に在るがごとし」と評したことから。『晋書』は唐代の貞観22年(648年)成立。中国語の成語「鶴立鶏群」に基づく。備考
文章語・やや硬い表現。日常会話では「群を抜く」「抜群」の方が自然な場合が多い。近い形に「鶏群一鶴」がある。例文
- 彼女の発表は内容も話し方も見事で、まさに鶴立鶏群の存在だった。
- 新人ばかりのチームの中で、彼の技術力は鶴立鶏群といえる。
- 同じ制服を着ていても、彼の立ち居振る舞いは鶴立鶏群で自然と目を引いた。
- 応募作品はどれも力作だったが、その小説だけは鶴立鶏群の完成度だった。
- 地方大会では鶴立鶏群だった選手も、全国大会ではさらに努力が必要だと感じた。
類義語
- 鶏群一鶴
- 群鶏一鶴
- 掃き溜めに鶴
- 出類抜萃
- 卓爾不群
- 傑出
- 抜群
対義語
- 凡庸
- 平凡無奇
- 十把一絡げ
- 有象無象