鶏皮鶴髪
読み方:けいひかくはつ
意味
皮膚が鶏の皮のようにしわだらけで、髪が鶴のように白いこと。老人の外見、または非常に年を取ったさまをいう。
由来
中国・北周(557~581年)の文学者、庾信(ゆしん)が6世紀に著したとされる「竹杖賦」に見える「雞皮鶴髮」に由来する。しわの寄った皮膚を鶏の皮に、白髪を鶴の羽毛にたとえ、老いた姿を表した。
備考
主に文章語・漢文調の表現で、老人の容貌を描写する際に用いる。現代では高齢者を直接この語で形容すると、老いを強調しすぎて失礼に響く場合がある。
別表記
- 鷄皮鶴髮
誤用・混同注意
- 「鶏皮鶴発」と書くのは誤りで、正しくは「鶏皮鶴髪」。
- 「鶏皮」を料理の鶏の皮の意味と誤解しない。ここでは、しわの寄った皮膚のたとえである。
例文
- 長年村を支えた長老は、今では鶏皮鶴髪となったが、声にはなお力があった。
- 古い絵巻には、鶏皮鶴髪の僧が杖を手にして旅をする姿が描かれている。
- 彼は鶏皮鶴髪の身になっても、毎朝欠かさず書を読んだ。
分類
類義語
- 白髪蒼顔
- 老態竜鍾
対義語
- 緑鬢朱顔
- 朱顔緑髪