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魚水之契

読み方

ぎょすい の ちぎり

意味

魚が水を離れて生きられないように、互いに欠かせないほど親密で深い結びつきのこと。特に、君主と臣下、夫婦、親友、師弟などが固い信頼で結ばれ、切っても切れない関係にあるさまをいう。

由来

中国・西晋の陳寿が3世紀末(280年代ごろ)に編纂した『三国志』蜀書・諸葛亮伝の故事に基づく。劉備が諸葛亮を得た後、二人の親密さを不満に思う関羽・張飛に対し、「孤の孔明有るは、猶魚の水有るがごとし」と述べたことに由来する。「之」は漢文の助字で「の」と読み、「魚水之契」は魚と水のような契りを表す。

備考

硬い文章語・故事成語。日常会話では「水魚の交わり」「切っても切れない関係」の方が自然な場合が多い。

例文

  • 創業者と右腕の専務は、まさに魚水之契と呼ぶにふさわしい信頼関係を築いている。
  • 長年苦楽を共にした二人の師弟関係は、魚水之契そのものだった。
  • 新監督と主将の間に魚水之契が生まれ、チームは急速にまとまりを見せた。
  • 彼ら夫婦は互いの欠点も理解し合い、魚水之契のような深い絆で結ばれている。
  • 劉備と諸葛亮の魚水之契は、後世に理想的な君臣関係の例として語り継がれている。

類義語

  • 水魚の交わり
  • 魚水の交わり
  • 金蘭の契り
  • 管鮑の交わり
  • 刎頸の交わり

対義語

  • 犬猿の仲
  • 不倶戴天
  • 水火の争い
  • 反目成仇

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