風調雨順
読み方:ふうちょう うじゅん
意味
風が穏やかに吹き、雨も農作物の生育に適した時期・量で降ること。天候が順調で、豊作が期待できる状態をいう。また、転じて世の中が平和で安定していることのたとえにも用いる。
由来
中国の兵法書「六韜」に見える語で、「既而克殷、風調雨順(やがて殷を討ち滅ぼすと、風は調い雨は順であった)」という記述に基づくとされる。「六韜」は太公望(呂尚)の作と伝えるが、現行本は戦国時代末から前漢期、紀元前3~2世紀ごろに成立したと考えられている。
備考
主に農業に適した穏やかな気候を表す、やや文章語的な表現。「風調雨順・五穀豊穣」のように並べて用いられることが多い。
例文
- 今年は風調雨順に恵まれ、米の収穫量が大きく伸びた。
- 古来、為政者は風調雨順と五穀豊穣を祈願してきた。
- その地方では風調雨順の年が続き、農村は豊かになった。
分類
類義語
対義語
- 天候不順
- 旱魃
- 凶作