風流三昧
読み方
ふうりゅう ざんまい意味
風雅で趣のある遊びや芸術に深く没頭し、その世界を心ゆくまで楽しむこと。「三昧」は本来、仏教で心を一つの対象に集中させる境地をいう語で、ここでは風流な事柄にふける意を表す。由来
「風流」と、仏教語でサンスクリット語の「サマーディ(samādhi)」に由来する「三昧」を組み合わせた語です。「三昧」は平安期以降、日本語でも「ある事に一心に没頭すること」の意味で用いられました。「風流三昧」自体の成立年や最初の典拠は明確ではありませんが、近世以降、風雅な趣味・遊興にふけることを表す成句として用いられてきました。備考
多くは、茶・花・書画・俳句・庭園鑑賞など、雅な趣味に没頭する様子を表す。やや古風で文語的な響きがあり、日常会話より文章や紹介文で使われやすい。例文
- 隠居後の祖父は、庭づくりと俳句に明け暮れる風流三昧の日々を送っている。
- 旅先では名所を急いで巡るよりも、茶や花を楽しむ風流三昧の時間を大切にした。
- 彼は仕事を忘れて風流三昧にふけるのではなく、休日にだけ書画を楽しんでいる。
類義語
対義語
- 無粋千万
- 俗事多忙