顚末記録
読み方:てんまつ きろく
意味
ある物事について、起こった最初から終わりまでの事情・経過を詳しく記録すること。また、そのようにして作られた記録そのものをいう。事故、事件、会議、交渉などの経過を漏れなく記した文書に用いる。
由来
「顚末」は物事の始めから終わりまでの事情・経過をいい、「記録」は書きしるすこと、またはその文書をいう。両語を組み合わせた漢語的な複合語であり、特定の中国古典や仏典を出典とする故事成語ではない。初出・成立時期は明確ではない。
備考
日常会話よりも、報告書・公文書・歴史資料などで用いられる硬い表現である。「顚」は「顛」の異体字で、現代では「顛末記録」または「てん末記録」と表記されることもある。
別表記
- 顛末記録
補足
- 「転末記録」と書くのは誤りで、「顚末」または「顛末」を用いる。
- 単なる短いメモを指す語ではなく、事の始めから終わりまでの経過を詳しく記した記録をいう。
例文
- 事故の顚末記録には、発生時刻から関係者の対応までが詳しく記されている。
- 調査委員会は聞き取り結果を基に、事件の顚末記録を作成して公表した。
- 後日の検証に備え、会議での議論と決定事項を顚末記録として残しておこう。
分類
類義語
- 一部始終
- 事の顛末
- 詳細な記録