額手称慶
読み方
がくしゅ しょうけい意味
非常に喜び祝うこと。よい知らせやめでたい出来事に接して、思わず手を額に当てるほど感激し、祝意や安堵の気持ちを表すさまをいう。文章語・漢文調の硬い表現。由来
中国由来の成語。「額手」は手を額に当てる礼拝・感謝・歓喜のしぐさ、「称慶」は祝い喜ぶこと。正確な初出年代は不詳だが、明代の歴史小説『東周列国志』(17世紀前半成立)など中国古典文献に用例が見られ、日本には漢籍を通じて伝わった。備考
日常会話ではほとんど使われず、祝辞・評論・歴史叙述などで用いられる硬い語。実際の動作より「心から喜ぶ」意味が中心。例文
- 長年の研究が国際的な賞を受け、研究室の一同は額手称慶した。
- 行方不明だった登山隊の無事が確認され、家族は額手称慶の思いで知らせを聞いた。
- 和平協定の締結は、戦禍に苦しんできた人々にとって額手称慶すべき出来事であった。
- 難航していた事業再建がようやく軌道に乗り、社員たちは額手称慶して互いをねぎらった。
- 合格発表で全員の名前を見つけた瞬間、先生は額手称慶せずにはいられなかった。
類義語
- 歓天喜地
- 欣喜雀躍
- 大喜過望
- 有頂天外
対義語
- 意気消沈
- 悲憤慷慨
- 落胆失望