雁行鷺序
読み方:がんこう ろじょ
意味
雁が列を作って飛び、鷺が順序よく並んでいるように、人や物がきちんと秩序立って並んでいること。また、その整然とした行列や配置をいう。
由来
「雁行」は雁が飛ぶ際に列をつくる姿、「鷺序」は鷺が順序よく並ぶ姿を表す語である。これら中国古典に見られる鳥の整列の比喩を組み合わせ、人や物の整然とした配列をいう四字熟語となった。成立した正確な年代・単独の典拠は明確ではない。
備考
主に文章語・雅語的な表現で、日常会話では「整然と並ぶ」「きちんと整列する」などと言うことが多い。「雁行」は斜めに連なる飛び方を指す場合もある。
誤用・混同注意
- 「雁行」は雁が必ず一列に飛ぶことだけを指すわけではなく、斜めやV字状に連なる飛行も含めていう。
- 「鷺序」を「鷺所」などと書き誤らない。
例文
- 式典の参加者は雁行鷺序のごとく整列し、静かに会場へ入った。
- 行進する児童たちは雁行鷺序、乱れることなく校庭を進んだ。
- 展示品が雁行鷺序に配置されており、見学者にも分かりやすい。
分類
類義語
- 整然有序
- 井然有序
- 整然たる
対義語
- 乱雑無章
- 無秩序