閑話休題
読み方:かんわ きゅうだい
意味
雑談や横道にそれた話をここでやめ、本来の話題・本題に戻ること。「それはさておき」「話を本筋に戻して」という意味で、文章や話の転換に用いる。
由来
中国の白話小説(口語体の小説)で、脇道にそれた話を切り上げて本筋へ戻す際に使われた定型句に由来する。明代(14世紀後半〜17世紀前半)ごろに成立・流行した『水滸伝』などの通俗小説に見られる表現で、日本でも文章語として定着した。
備考
主に文章語・改まった話し方で、話題を本題へ戻す接続表現として用いる。「閑話休題、――」の形が典型的である。日常会話では「それはさておき」「話を戻すと」が自然な場合も多い。
補足
- 「閑話急題」と書くのは誤りで、正しくは「閑話休題」。
- 単に雑談を始める意味ではなく、雑談・脱線をやめて本題へ戻る意味である。
例文
- 資料作成の裏話はこのくらいにして、閑話休題、次に企画の内容をご説明します。
- 地域の歴史について少し脱線した。閑話休題、今回の会議の議題に戻ろう。
- 作者の経歴を紹介したところで閑話休題、作品そのものの魅力を論じたい。
分類
類義語
- 言帰正伝
- 本題に戻る
- さて、本題に入る
対義語
- 本題から逸れる
- 話が横道にそれる