開巻一読
読み方:かいかん いちどく
意味
書物を開いて一度読むこと。また、ある本を読み始めることをいう。文章の感想などで、その本を手に取り、実際に読んでみるという意味で用いられる。
由来
「開巻」は巻物・書物を開くこと、「一読」は一度読むことを表す漢語を組み合わせた表現である。特定の中国古典の故事や著者に由来する典拠は明確ではない。日本では漢文調の語として定着したと考えられるが、成立した正確な時代は不明である。
備考
「一読」は必ずしも全文を一回だけ読むという厳密な意味ではなく、「ひとまず読んでみる」意でも使われる。日常会話より、書評・紹介文などやや文章語的な場面で用いられる。
別表記
- 開卷一讀
補足
- 「開巻有益」と混同しない。「開巻有益」は、本を開いて読めば利益があるという別の四字熟語である。
例文
- 書評を読んで興味を持ち、開巻一読してみることにした。
- その小説は開巻一読、独特の文体に引き込まれた。
- 内容を判断するには、まず開巻一読するのがよい。
分類
類義語
- 開巻
- 一読
- 閲読
- 披閲