閉門思過
読み方
へいもん しか意味
門を閉ざして外との交わりを断ち、自分の過ちを静かに反省すること。転じて、失敗や不祥事のあとに表立った活動を控え、謹慎して身を省みることをいう。由来
中国の史書『漢書』韓延寿伝に見える「閉閤思過」に由来するとされる。「閤」は小門・くぐり戸の意で、戸を閉ざして自らの過失を考えることを表した。『漢書』は後漢の班固らにより1世紀後半から2世紀初めに成立したが、「閉門思過」の形に定着した時期は不詳。備考
やや漢文調で硬い表現。日常会話より、評論・謝罪文・歴史的文脈などで使われやすい。「閉門蟄居」は謹慎処分の意味が強い。例文
- 重大な判断ミスを犯した彼は、しばらく公の場に出ず、閉門思過の日々を送った。
- 会社の信用を損ねた以上、まずは言い訳よりも閉門思過が必要だ。
- 監督は敗戦の責任を重く受け止め、次の試合まで閉門思過すると語った。
- 若い頃の失敗を機に、彼女は閉門思過して自分の仕事の進め方を根本から改めた。
- 世間の批判が強まる中、当事者には形だけの謝罪ではなく、真の閉門思過が求められている。
類義語
- 反躬自省
- 三省吾身
- 謹慎自戒
- 閉門蟄居
- 内省自省
対義語
- 無反省
- 厚顔無恥
- 傍若無人
- 自己正当化