金榜題名
読み方
きんぼう だいめい
意味
中国の科挙で試験に合格し、合格者名簿である「金榜」に名が掲げられること。転じて、難関の試験に合格して名声や地位を得ること、または立身出世を果たすことをいう。
由来
中国の科挙制度に由来する。「金榜」は、科挙の合格者の氏名を記して掲示した名簿をいい、「題名」はそこに名を記すこと。五代(10世紀、940年頃)に王定保が編んだ『唐摭言』巻三に見える「金榜題名墨尚新」という詩句が出典とされる。語が表す慣習自体は唐代(7〜10世紀)の科挙に基づく。
備考
本来は中国の科挙に関する語である。現代日本語では、受験や資格試験への合格、または成功・出世を雅語的に表す。日常会話では「合格」「栄達」などが一般的。
例文
- 彼女は長年の努力の末、難関資格試験に合格し、念願の金榜題名を果たした。
- 中国史の授業では、科挙における金榜題名が一族の大きな誉れであったことを学んだ。
- 家族は息子の金榜題名を、自分たちのことのように喜んだ。
類義語
- 科挙及第
- 一挙成名
- 立身出世
対義語
- 名落孫山
- 落第
- 不合格