醜態百出
読み方:しゅうたい ひゃくしゅつ
意味
恥ずかしく見苦しい態度・行為が、次々と現れること。人前でみっともない振る舞いや失敗を繰り返し、非難や失笑を招くような状態をいう。
由来
中国・清代の李汝珍(り・じょちん)による長編小説「鏡花縁」第六十七回に見える語とされる。同作はおよそ1827年(清・道光年間)に成立した。「醜態」は見苦しく恥ずべきありさま、「百出」は多く現れることを表し、醜い振る舞いが何度も現れる意となった。
備考
他人の振る舞いを強く批判する際に用いる、否定的でやや硬い語。自分の失敗を反省・自嘲していうこともある。「百」は実数の百ではなく、数多く・次々との意。
誤用・混同注意
- 「百出」の「百」は実数の百ではなく、「数多く・次々と」を表す。
- 「醜態」を単に外見が醜いことという意味に限定しない。主に見苦しい言動・振る舞いを指す。
例文
- 会見で言い訳を重ねた結果、醜態百出の記者対応になってしまった。
- 酒席での醜態百出を反省し、彼は翌日、関係者に謝罪した。
- 議論の場で感情的な非難を繰り返すのは、醜態百出と受け取られかねない。
分類
類義語
- 失態百出
- 醜状百出
- 失態連発
対義語
- 品行方正
- 品位端正